休暇の分散

昨日で3連休が終わった。しかし、今日も休みにしていれば、7日、8日と続きの休みになる。4月29日から考えれば、10連休にした人もいるのだろう。

高速道路は大渋滞になったそうだ。じっと動かない私たちには関係ないけれど、軽井沢の混み方をみると、ちょっとうんざりするGWではある。

GWや秋の連休などを地域差をつけたらという案もあるらしい。フランスやドイツで地域によって差をつけているから、それをまねしようということらしい。

しかし、フランスの場合、学校の休みを地域をわけてずらしてとるようになっているだけのことだ。休み自体が変更されるわけではない。たとえば、フランス(本土)をA、B、Cとコルシカに分け、冬休み(2月)や春休み(4、5月)をずらしながらとるようになっている。夏休みは同日に始まるし、9月の新学期も同様だ。

春休みなどは、復活祭や聖霊降臨祭といった、移動祝日だから、それを挟む形で前後にずらすことが可能である。それに比べて、諸聖人の祝日といった日が固定されているものについては、全国一律の休暇である。

日本のように、固定された祝日、それも集中するように、5月4日をわざわざ緑の日など、休日にする姑息な方法や、日曜日に祝日がきたとき、月曜日を休みにしたり、敬老の日や成人の日など、わざわざ月曜に移動させるといった、無理やり3連休に設定してきた無理がたたっている。

4月29日は昭和の日というが、もともと昭和天皇の誕生日であったのだから、崩御されて、あとは今上陛下の誕生日である12月23日にかわった時点で祝日であることをやめればよかったのだ。当時、休みを増やせ、という動きがあったためだが、時代が変わった。

祝祭日をもう一度見直すのも一案だと思うが。。。。。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。