NHKにもの申す

数年前まで、わが別荘地はテレビ難視聴地帯であった。屋根の一番高い所にアンテナをつけ、指向を定めるのだが、NHKに合わせると、民放のいくつかは写らなかった。

それがいつのまにか、NHKのBS2局も写るようになり、民放も日テレ、TBS,フジ、テレビ朝日、12チャンネルと全て写るようになった。
そして地デジ移行で、NHKはBS3局、民放もそれぞれがBS局ももつようになって、一挙に視聴可能なチャンネルが増えた。

にもかかわらず、みようと思う番組は増えない。民放は受信料を払っていないので、文句をいいようがないが、NHKについては、おおいに言いたいことがある。

それはBS1である。このチャンネルはスポーツ&ニュースとなっている。しかし、スポーツに偏在しすぎている。
東日本大震災が起きて以来、ニュースの時間はほとんどが震災に割かれていた。それに文句を言うつもりはない。
しかし、世界では、中近東やアフリカの国々で、体制を転覆するような動きが続いていた。チュニジア、エジプトの動きは革命とも言って、連日相当量の報道がなされていた。その後、リビア、イエーメン、シリア、バーレンなどでも民衆の動きは活発化し、特にリビアでは内戦状態になっている。

そのような動きを、外国のメディアを通してみるのは、大変役に立つ。朝6時台、7時台、8時台と海外ニュースの時間がある。ところが、これが簡単に変更になる。月曜日は大体ゴルフになるし、そのほかの日は、見たくもない大リーグの野球だ。

そんなに野球ファンがいるのだろうか。野球は日本のプロ野球をシーズン中は放送するではないか、それだけで十分なはずだ。貴重なBSを外国のスポーツに費やすなんて、なんとモッタイナイ。

それに海外のニュースがいい加減に変更される。きちんと毎日、イギリス、フランス、ドイツ、スペインと順序正しく放送されれば、録画をするとか、起床時間を決めるとか、こちらの対応もできるのだが。

受信料をみたくもない野球などに使われているかとおもうと、払いたくない。野球は結果を簡単にニュースの最後に放送すれば、それで十分だ。

それにしても、BSをそれぞれ持っているのに、再放送や韓国ドラマばかり、こんな番組なら、いっそ節電のために休止すればいいのにと思うこのごろです。

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