イチゴはいつが旬?

前橋への途中にイチゴ農家があります。直売をしているので、ときどき買います。直売だから安いか?と思うと、スーパーでは値段がもっと安いものもあり、一概にそうとは言えません。が、新鮮なことと、無農薬がわかっているので、安心して買えること、農家のかたと親しくなったこと、などで、イチゴはそこに決めています。

12月のクリスマスのころが、イチゴシーズンの始まりかと思っていたら、この数年は11月末ごろから買えます。さすがに値段は高いし、甘味も少ないように思うので、11月は買いません。

この農家の植え付けは、ハウス栽培ですから、我が家とはずれています。いつからイチゴを冬に食べられるようになったのでしょうか。

我が家のイチゴ苗は、ようやく寒冷紗をとり、大気と太陽にさらされるようになりました。いくつか花がついています。これから、子苗、孫苗とどんどん伸びていくことでしょう。花が咲き、実がなるのは、7月にはいってのことです。

昔、イギリスのウィンブルドン・テニスを観戦したことがあります。伝統のゲームですから、会場の雰囲気のすばらしいこと!!お店もたくさんでています。ウィンブルドンの売り物の一つに、ストロベリー&クリームがあります。クリームのかかったイチゴです。

ウィンブルドンは6月ですから、日本から行った私は、イチゴのシーズンの終わりと思っていました。ところが、イギリス人は、はしりだというのです。このウィンブルドンからイチゴのシーズンが始まるのだそうです。

日本ではあまりにハウス栽培が普及してしまったのではないでしょうか。イチゴのみならず、サクランボもそうです。野菜も夏野菜と呼ばれたものが、冬でも並んでいます。

ハウスで冷暖房を施し、季節はずれに育てることが普及しすぎて、それが当たり前になってしましました。だから日本のものは付加価値がついて、高価なのです。

このエネルギー危機の時、こういうところも考え直す要がありそうな気がします。

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