ナポレオン(酒)

昨日、ナポレオンの名前を思い出して、ついでに我が家にナポレオンがあるかどうか、チェックしてみた。なかった。以前はナポレオンの名のついたコニャックが数本あったはずなのに、どうしたのだろう。

海外旅行に出かけると、最終出発地で、免税商品をたくさん買い込む。必ず買うのが、アルコール飲料だった。コニャック、ウィスキーは必ず買っていた。国内との価格差が大きかったからだ。コニャックではナポレオンと名のつくものが、定番だった。

このナポレオンという名がついたもの、記憶によると、ナポレオン時代に醸造されたものが一滴でもはいっているとナポレオンとつけていいとか。一度、カミュのナポレオン・キューヴェ・スペシアルというのを買ったことがある。これは立派な箱入りで、セルティフィカ(証明書)が付いており、ナンバーもあった。全部で1万本ほどの生産で、全部にナンバーがうってあったのだ。

海外に出ると気が大きくなって、免税でも高価なこのコニャックを買ったのだが、飲むに飲めず、長い間持ち続けていた。結局、ある一身上のイヴェントがあったとき、友人を集めてのみあげてしまったが。

このごろ、やっぱりコニャックにウィスキーは買ってきているのだろうか。私たちは、もう買わない。といって、免税のアルコール飲料を買わないわけではない。パリから帰国する場合は、ワインにポルトー酒を買っている。ワインは日本で買うより、ほどほどの値段で、おいしいものが買えるから。ポルトー酒は、なかなか日本で買えないからだ。

そういえば、煙草を買わなくなったし、香水も買わない。海外旅行が日常化したからだろうか、それともそういった品々の価格差がなくなったからだろうか。

それにしても、現在の日本の政争をみていると、ナポレオンがクーデタをおこした時代とフラッシュバックする。そんなことをしている時じゃないのに。民主主義の現代、クーデタというわけにはいかないが。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。