同性愛者の結婚

6日、オバマ大統領が米外交官と海外援助団体職員を前に、海外でも同性愛者の権利向上につとめようというスピーチをしたようだ。オバマ大統領は、今年2月にも、結婚は異性間のみとした憲法を違法としたスピーチをして、これは同性婚合法化の第一歩と評価されているらしい。

まだ法律的に合法とされているわけではないようだが、アメリカは一歩進んでいるようだ。というのは、このニュースに関連して、在神戸(大阪?)の米総領事がゲイであることをカミングアウトしているという記事があった。「正直にいたい」というお気持ちらしい。

すごく勇気のある行動だ。そして堂々と、パートナーを公式の場にも同行し、「マイ・ハズバンド」と紹介されるとのことだ。ということは総領事は女性役(わざわざ断ることはないのかもしれない)ということか。
いろんな不都合もあったらしい。普通、夫婦同伴の行事への招待状は、Mr. & Mrsの形で届く。しかし、この総領事のケースでは、お二人とも男性であるから、Mr.R & Mr. Kのようなスタイルになっているらしい。

女性が総領事というケースもあるから、そういう場合も変形になるけれど、形式にこだわらなければ、なんでも可能になる。

来年のアメリカ大統領選挙では、同性婚は論戦のテーマになるらしい。転じて、フランスも来年の春に、大統領選挙がある。フランスでは同性愛はだいぶ公然としたものになっている。たとえば、パリ市長は同性愛者であることを公表している。

日本ではどうなるのだろう。民法的な部分の遅れが大きいが、島国の欠点というのか、グローバル化というのは、経済ばかりで、民法の内容は、旧態依然である。
そのうち、TPPに「同性婚を認める」なんて条項がはいってきたりして!!!

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