カジノ(2)

ギャンブルというのははまると抜けられないという。賭場というのはそんなに面白いのだろうか。
 2度目のモナコは、十分年齢を重ね、大人となってのことだった。昼間ではなく、夜。それも大みそか。全員が盛装だ。もちろん、私もドレスコードは守っている。エスコート役の男性もタキシードで、なかなかかっこいい。超満員のカジノ、私は人にもまれ、ルーレットの台にも近寄れない。人いきれと熱気で血が頭に上ってしまっている。

 エスコートの男性がチップスにかえてきてくれる。さあ、来年の運だめしですよ、と彼は積極的に賭けていく。私もいくつかおいていくが、運がない。すっかりすってしまった。

 これ以上賭けても、損はとりかえせないと思い、もう賭けるのはやめると宣言。仲間が賭けていくのを見ている。一進一退、いくらか稼いだ様子だ。年越しはレストランで、となっているので、その辺で打ち止めにする。

 みんな楽しかったと言っている。私は疲れただけだった。どうもカジノは肌にあわない、というのが実感だ。

 でもラスベガスには一度行ってみたい!!

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