秋の叙勲

11月3日は秋の叙勲の新聞発表日です。誰かしら知人が受章している可能性があるので、一応目を通していました。今回は特にうれしい受賞者がいました。南仏にいたころの知人、ラマルー・レ・バン市長のマルセル・ロック氏です。旭日中綬章を受けられるとのことです。

ラマルー・レ・バンという町は、南仏ラングドック・ルシヨン地方にあって、レ・バンということからもわかるように、温泉の町なのです。ラジウム鉱泉が湧出しているとか。そしてそのラジウム鉱泉という共通性から、日本の三朝温泉と姉妹提携をしています。

この二つの温泉の交流は、いろんな面でとても盛んです。各年に双方が行ったり来たりで、たくさんある姉妹都市や友好都市の中で、最高ではないかと思うほどです。

ロック市長は、私たちがいたころは市長職のほか、国会議員も兼職していました。温厚で、親しみやすく、日本のことについても理解が深く、日仏交流に努めていました。

 ですから、今回の受章も当然のことと、本当にうれしく思ったのです。


 フランスの温泉、有名なところではヴィッシー、エックス・レ・バン、エクサン・サヴォワディーニュ・レ・バンなどがあるが、これは日本の入浴目的のものではなく、温泉治療のためのもの。医者の処方にのっとって、温泉につかったり、飲んだりするとか。私は医者の処方を得るほどの病気にもならなかったので、温泉には入れなかった。それがとても残念。

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