文化の日

今日はとってもローカルな話です。わが村では、毎年11月3日は大文化祭が行われます。小中学生の作品(学年でテーマは決まっているし、いかにも横並びの作品ばかりです)から始まって、いろんなグループの作品展があります。お茶席もあって、ちょっとハイソな部分もあるのです。
 村の文化祭だからといって馬鹿にしてはいけません。書にしても絵にしても、立派な、格調高い作品があります。もちろん、選抜されるわけではありませんから、ど素人的作品もあるのですが。いけばな、菊、盆栽もあります。
 気に入っているのは、アーティストの顔を知っていることです。野菜だって、生産者の顔がわかっていれば、おいしさもひとしおです。ましてや芸術作品においておや、です。
 作品展のほか、村の運動会も並行して行われます。村の地域別に小学校から敬老会の年齢まで、いろんな年齢層での団体競技があります。地域の結束が試されるのです。
 新参者の私には出場の機会はありませんが、一応、住んでいる地域を声をからして応援します。

 こうして、昔なつかしのムードいっぱいの一日が終わりました。孤独死や人間関係の断絶といった問題は、この雰囲気からは感じられません。

 大都会から引っ越してよかった、と思いをあらたにした日でした。

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