サント・バルブの祝日

12月4日はサント・バルブの祝日である。バルブ聖人とはどんな聖人なのか、それは知らない。しかし、この日、麦かレンズ豆の種を、水で湿らせたコットンに蒔く。降誕祭までの日々、コットンが乾かないように、注意深く面倒をみて、これらの種が芽を出し、成長していくようにする。

麦はキリスト教にとって、死と復活のシンボルである。(一粒の麦、もし死なずば。。。)
したがって、麦の青い芽をクリスマスの飾りとして用いるのは、キリスト教徒としては自然なことである。

12月4日に蒔くと、24日あたりにちょうど15センチから20センチほどにのび、若々しい生命感のある生きた飾りができる。これをクレーシュやサイドテーブルなどにおいておく。

麦かレンズ豆のどちらが正しいかといえば、きっと麦なのだろうが、レンズ豆のほうがやさしいし、芽の伸び具合がちょうどいいようだ。風知草のような感じになる。

レンズ豆のスープを飲みたくなった。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。