国道145号線の新ルート

この日曜日に八ツ場ダム付帯工事の一つである国道145号線の新しいルートが開通した。吾妻線長野原駅の近くから、吾妻渓谷をさけて、渓谷の先に出るようになっている。

旧国道ももちろんまだ走れるのだが、今日、たまたま前橋まで出かけるので、早速新ルートを通ることにした。いつも旧道から見上げていた新しい橋の上を通る。見上げるときには、とても高いと思っていたが、走ってみると、その高さを感じない。

それもそのはず、前方だけをみていると、周囲がみえない。今日はお天気もよく、風もなかったので、至極スムーズに通れた。

高さもこともあるが、ナビをみていると、道なきところを宙に浮いたような形で走っていることになる。不思議な感じがする。

八ツ場ダムの是非を問うとき、必ず映像で出されていた橋は、このルートではない。あの橋も完成しているが、前後の道路が工事が終了していないのだ。

新しいルートの途中、ものすごく長いトンネルがある。こんなトンネル工事をしていたとは知らなかった。

付帯工事には道路の変更のほか、吾妻線の付け替えもあるという。ダム本体の工事はまだ着手されていない。ダム工事が続行されるのか、完全に中止されるのか、民主党の行く末も定かでない今、なんとも不透明だ。

ダムが必要かどうか、このダムが吾妻川の水量調整のためではなく、利根川の洪水対策ときいては、なんともコメントしようがない。

新しい道も、カーブは多いし、まだ工事中の部分ばかりで、走りやすいとはいえない。だれが決定したのやら。時間としては旧ルートよりいくらか短縮されたのは事実である。

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