洗濯日和(2)

毎日洗濯をしなければ気がすまない、という強迫観念はいつ植え付けられたのだろう。また毎日下着を換えるのも、清潔でいなければならないと、いつの間にか身についてしまった観念のように思う。

若いころは代謝がさかんだから、毎日着替えなければ気持ち悪かったし、年齢を重ねた今は、加齢臭といったことを気にしている。

ポーランド出身の男性は、シーツは上下を変え、かつ裏返しして使うことで、20日は変えなくていいよ、と言っていたし、ソックスも2日はき、また裏返しして2日はく、とのことだった。ほかのものも、これと同じ扱いだったのだろう。

洗濯は長期の外国旅行ではけっこう大変な問題だ。ホテルに連泊する場合は、バスルームに干すとか、冬場はラジエーターの上に干しておくことも可能だ。

しかし知人宅に泊まり、専用のバスルームがないと干す場所がない。長期の場合、荷物も多くなるから、途中で洗濯は必要だ。


今日、洗濯を干していたら、すごい勢いで飛んできた五十雀が窓ガラスに激突した。昨日の好天に、窓ガラスをふいたので、鳥がガラスに気がつかなかったのだろう。
脳震盪を起こしたようで、ベランダの上に倒れている。じっと見守っていると、横たわっていたのが、少しずつ体を動かし、まっすぐになった。

それでも動かない。ヤマガラは手から餌を食べるが、五十雀は警戒心が強く、餌台にも瞬間的にしかいない。これはチャンスと、手にとまらせると、じっとそのままにしている。

つれあいが写真をとってくれる。その瞬間、最後っ屁ではないが、糞を3発して、飛び去った。糞は私のセーターにしっかりしみを残した。

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