洗濯日和

冬の好天気は洗濯日和だ。しかし寒冷地では、気温がマイナスだと、外には干せない。干したとたんバリバリに凍ってしまう。

今日はそんなことはない。8時ごろにはあたたかな日差しがさしていた。そんな日は幸せを感じる。なんせ毎日の洗濯、毎日乾いて、畳んで、しまわないと気がすまない。

ところで、フランスではそんなに洗濯をしない。私がフランスの家族として、親しくしている家庭だけだろうか。この家には6キロを洗う洗濯機がある。ドラム式でもない、中にもうひとつ容器がある。その中に洗濯ものをいれていくが、6キロになるまで洗濯をしない。

いつになったら6キロになるのか。日本人のように、下着やシャツなどを毎日変え、シーツ(上下2枚)やパジャマを1週間ごと変え、テーブルクロス、ナプキンなどを考えると、毎日してもおかしくない。しかし、彼らはそうは洗濯ものを出さない。

 下着やシャツはどのくらいの頻度で変えているのだろう。シーツは2週間に1度くらいらしい。テーブルクロスやナプキンは、お客を迎えたり、普段のものも食べ物を落として汚れがつくと洗っている。

 毎日の着替えになれていると、たまっていく洗濯ものが気になってしかたない。午前中だけくるスペイン人のお手伝いさんに、洗濯機をまわして、と頼むが、この家は火曜日にしかまわさない、とすげなく断られる。仕方なく、下着の類は手洗いする。

 洗濯の回数が少ないのは、どうも年配者の家庭の現象らしい。水の浪費を嫌っているのは確かだ。

 火曜日に洗濯したのち、台所に部屋干しだ。木曜日あたりが、アイロンかけの日。

 アイロンかけについては、また明日。

 

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