ヒートショック

この冬、寒さによる事故の一つにヒートショックがあげられ、その対策がいろいろ説明されている。極端な温度差をつくらないように、ということだ。特に年配の人が、温度差に耐えられないから、気をつけるようにという。

テレビなどで言われる注意点は:
1)起床時、お布団(またはベッド)の中は30度はあるので、部屋の空気を暖めて、起きるように。
わが家:就寝時には室温を15度くらいにして寝るのだが、就寝中の暖房はとめるので、起きるころの室温は真冬は5度以下になっている。本当に寒い日は0度ということもあった。

2)入浴の際は、脱衣所、浴室を暖めておく。お風呂の温度はあまり熱くしない。
わが家:一応、脱衣所と浴室には、天井に電気のヒーターをつけているのだが、これをつけることはほとんどない。電気代がこわいのだ。一応、サロンの暖気が流れるように、ドアを開けたままにしているが、暖房が遠いので、なかなか脱衣所やお風呂のところまで、暖気は届かない。
お風呂の温度は、少し熱めにいれないと、模造大理石のバスタブで、すぐに冷えてしまう。お湯は熱いのに、浴槽につかると、背中やお尻が冷え冷えとしてくる。水温もすぐに下がるので、42度以上にしておかないと、ぬるくて風邪をひきそうになる。

脱衣所とお風呂の温度は、血管を急に収縮させたり、拡張させたりで、事故の原因になるとか、しかし、暖かにするのは、なかなか難しい。

それに、好んでヒートショックになりそうなことをしている。朝起きて、ガラス戸が凍っていなければ、ベランダへ出て、マイナスの気温でも、冷たい空気で深呼吸する、これが大好きなのだ。10回ほど、深呼吸をして、少し体を動かし、体操もどきをする。ついでに部屋の空気も入れ替える。つれあいは寒さが苦手なので、すでにタイマーで暖房のはいった部屋に移動している。

セントラル・ヒーティングなんて言葉にあこがれていたし、東京に住んでいるときは、24時間空調で、一定温度に保たれた集合住宅に住んでいたけれど、寒冷地にきて、暖房費がかかりすぎるので、ヒートショック耐性をつけざるを得なくなっている。

きっといつの日か、倹約を後悔することになるのだろうが。

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