光母子殺害事件

昨日、最高裁の判決が出た。上告棄却で、元少年は死刑が確定した。この事件、もう13年もたったのだそうだ。いつも写される被害者の母子の暖かい雰囲気、見るたびに、殺人犯への怒りが湧き起ったものだ。

犯行当時の年齢が18歳1カ月、少年だから、名前も出さない、精神的成熟度が低い、だからなんなのよ、と言いたかった。フランスなら成人だ。どうして日本は20歳なのだろう。
殺意がなくて、母を絞殺し、その後に強姦、11か月の赤ちゃんを床にたたきつけ、首を絞めて殺した、こんな行為ができるか、と怒りで体が震えるような思いをした。

死刑制度については、是認・否認、迷いがあって、どっちとも言えないのに、少年だから、あるいは精神障害があるから、といって極刑が免れたり、刑期を全うすることなく、釈放されたりする現行の制度にも、納得できないでいる。

無期懲役にして、「立ち直る」可能性というのはどういうのだろう。刑務所にいて、「立ち直った」ら、無期懲役がその時点で釈放になるのだろうか。「立ち直った」かどうかの判断を、刑務所でどうできるというのだろう。これが金銭の問題だったら、その金銭を返すことによって、「改悛」を示すことができるかもしれないが、殺人事件であれば、人命は戻らない。

宥しの気持ちがなさすぎるかもしれないが、このような殺人事件については、今回の最高裁判決は妥当と思っている。
被害者の本村氏が、再婚されていることに、本当にほっとしている。

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