秋たけなわ(4)

熊が各地で出没しているニュースが報道されています。私が住んでいるところにも、よく熊が出たという話を聞きます。村の放送で、どこそこの地区に熊が出ました、ご注意くださいと聞くと、散歩のときに鈴をつけるのを忘れないようにしなければ、と思います。
 散歩道には、ドングリがたくさん落ちています。「熊さんの餌がこんなに落ちているから、教えなきゃ」と言いつつ、こんな近くに出没されては、とても落ち着いて生活できないわね、と警戒もしてしまいます。

熊だけではありません。イノシシもでます。これは確かに我が家の周辺にでています。ミミズを探したのか、道の端っこが盛り上がっています。ユリの球根も好物らしく、丹精していたいくつものユリがやられました。それでいて、水仙や野生のユリの球根は食べないらしく、掘っただけでおしまいです。

我が家はおそらく、以前は彼らの領域だったのでしょう。だから、先住の権利を主張しているのかもしれません。でもやっぱり共存はできません。テレビで、熊に遭遇したら、あわてず、後ろずさりで逃げましょうというけど、そんな悠長なことはできません。彼らもできると思っているのでしょうか。

幸いなことにまだ遭遇しないけど、もし遭遇したら、どうしましょう。
 

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