断・捨・離はできないわ

あと10日あまりで2010年は終わりです。ただ年が変わるだけなのに、なんで大掃除や片づけをしなければならないのでしょう。

ひとつのきっかけではあります。そうでもなければ、日頃の掃除もさぼりがちな、落第主婦の身としては、不要物がたまっていくばかりです。

今年のはやり言葉に断・捨・離というのがありましたね。捨てられない症候群の人たちに、特効薬のような言葉です。

私もあふれるほどのものがあります。10年以上着ない服、体型が変わって着られなくなった服、もしもの場合のため(恐れ多いところへ伺う)のヒールのあるちゃんとした靴、バッグもパーティ用など、たくさんあります。

この10年、それらを利用する機会は数回でした。その時のために残しているもの、ばかばかしい気もします。
それ以上に母の遺品がたくさんあります。母は骨董品が好きで、蒐集していました。価値としてはたいしたことはないのだろうと思います。

でも一時期、私が灰皿を集めていた時、お茶席での煙草盆や、なにかしら関連のあるものを集めてくれました。そのほか、陶器や漆器などもたくさん残っています。

重箱など、何組あるでしょう。それも大きいもので10段くらいあるものもありました。長持ちの中に鎮座ましましています。
処分すればどんなにすっきりするでしょう。でも一度、フランスへ帰国する友人にいろんなものを進呈しました。友人へのプレゼントですから、それはそれで納得してのことだったのに、今になって、なんだかその品々を思い出すのです。


今日は小さなぐいのみのコレクションをだしてみました。日本酒をのまないのに、たくさんあります。ビオットのリカー用グラスもその中にはいっています。漆の盃もはいっています。
使わないのにと言えば、ほとんどのものがそうです。

でも持っているというだけでほんわか満足した気分が味わえる、そんな効能もあります。
一つ、二つ、友人にあげて、今日はちょっぴり整理した気分ですが、本格的な断・捨・離は無理です。
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