葬儀に列席して

台風4号が過ぎ去った20日、東京へでかけました。義姉(つれあいの姉)のつれあいが亡くなり、通夜が行われたのです。台風の余風というのでしょうか、残風というのでしょうか、まだ生温かい強風が吹いていて、気持ちが悪くなりそうです。

つれあいは9人兄弟、兄弟姉妹はまだ健在(とまでは言えないかも)ですが、その配偶者が鬼籍にはいるケースがうまれてきました。普段はほとんど交流がないので、あまり仲がよくないのかな?と思っていると、こういう場合になると、全員集合ではないのですが、代理出席をふくめ、全兄弟姉妹が揃います。一人を除いて、関東圏に住んでいるので、可能なのかもしれません。

前回は6年前、妹の配偶者が60代の若さで亡くなった時でした。こうしてみると、6年の年月ははっきりと兄弟姉妹の高齢化をみせています。私のつれあいにしても、昨年から、病気治療中ですし、他の兄弟たちも、歩行困難とか、外に見えなくても病気もちという人も多いようです。

考えてしまいます。こうやって兄弟に集まってもらえる葬儀はいつまで可能なのか。私たちは今回、通夜・告別式の両方に列席するため、1泊しました。
もし、これがわが家の場合だと、とてつもない田舎で、交通の便が悪いので、列席者は宿泊を余儀なくされるでしょう。

3月に配偶者を亡くした友人がいます。彼女は亡きご主人の希望で、家族葬にしたそうです。アメリカに住んでいる長女と、東京在住の次女とその家族だけで見送りました、と言っていました。

私も家族葬という形式に魅かれます。しかし、それはお別れしたかったという親族や友人から、その機会を奪うことにもなるという人もいます。
それにしても、つれあいと私、お互いの交友関係をあまりしりません。年賀状くらいが頼りです。それ以外の人は名前も住所もわかりません。

どういう形の葬儀が望ましいのか、やっぱりそろそろはっきりさせておいたほうがいいのでは?と思いながら、帰ってきました。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。