あれして、これして、楽しくて

今日は、午前が協会のごミサ、午後の数時間を庭仕事に割いた。昨日は1日雨にたたられたし、庭仕事ができる日はあまりない。季節としては、ようやく花が咲き始めたころ、働きどころである。

南側に本来の庭がある。庭といっても、自分たちで作ったもの。デザインなどはない。つれあいと適当に、いろんな植物を、それぞれの好みで植えている。統一もなにもない。

そして去年、北側に100坪の土地を購入した。したがって、真ん中に家があるという変則の状態である。北側の土地は、手がはいっていなかったので、木も草も勝手にはえている。木はカラマツ、赤松が多く、ほかの木の名前はわからない。

草もぼうぼうという状態だ。シダや蔓のものが多い。去年はとうとう手を出せなかったが、今年はどうにか庭らしくしたいと思っている。手始めは草刈だろうが、草刈機はないし、手で刈り取るにも大変な作業だ。つれあいに頼むと、なにもかも刈り取ってしまう。

草の中には”ギンラン”という可憐な花もある。高山植物の一種だと思うが、楚々とした姿がかわいらしい。そんなに多い花ではないので、貴重な植生だ。その花のところにしるしをいれる。
庭に作り替えるのは部分的にすることになった。一部を掘り返し、そこに花の種を振りまいた。どんな花が咲くのやら、パッケージからみると、いろんな花が咲いている。

種をまいたときは、春まだ早いころ、木々の葉も茂っておらず、日当たりがよかったが、土はまだ冷たかったようだ。芽の出方が遅い。ようやく芽が出た時には、葉が茂って、日当たりがあまりよくなくなってしまった。このまま生長するのかどうか、疑問である。

南側の庭には、おもわぬところに、思わぬ植物がはえてくることがある。鳥が種を運んだり、また種が飛んだのか、球根から増えるものでも、とんでもないところに芽生えているものがある。
そんなものを、今日は、北側に移すことにした。

レンギョウ、ヤマブキ、マーガレット、キバナコスモス、ヤマユリ、スイセン、ムスカリ、サクラソウ、成長力があって、いい加減な私がやっても大丈夫、根がついてくれそうなものばかりだ。南の庭のあちこちから採取しては、北側の庭の適当な場所を選んで植えていく。

道路のそばには、レンゲツツジの小さな苗を植える。通りの名前がツツジ通りなので、道路沿いにはツツジがほしい。ほんの小さな苗なので、花が咲くまで何年かかるやら、だ。

今日はそうやって、いろんな植物の移植で楽しんだ。疲れたけれど、本当に楽しくてならない。

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