エンディング・ノート(2)

この5月につれあいと二人で2週間の外国旅行をする。一緒にいくのはいいのだが、もしものことがあると、それこそエンディング・ノートを残しておかないと、残されたものが困りそうだ。

昨夜、寝付きが悪いままにいろいろ考えた。二人が一緒に死亡した場合、葬儀はつれあいの娘たちが喪主となってくれるのだろう。そうなると宗教は仏教でということになるのだろうか。それは私としては、ちょっと抵抗がある。そうなると、別々の葬儀となるのか。それも面倒だろう。無宗教の葬式か。つれあいはどうだか知らないが、私はカトリックの葬儀をしてほしい。

と言いながら、私の兄弟姉妹には、カトリック信者はいない。どうすればいいのか、わかっている人間はいない。所属の教会に、死亡した場合の葬儀や墓のことなど、聞くべきだと思いつつ、まだ聞いたことがない。カトリックの友人に頼むべきなのだろうか。夫婦の宗教が異なるというのは、なかなか問題が多い。

シミュレーションをいくつか考えた。たとえば、私が60代で死亡するとするなら、つれあいはまだ存命中であろうから、つれあいが全てを執行してくれるだろう。
70代となると、10歳違いだから、つれあいは80代、生存の可能性は半々かも。そうなると、私の後始末などは、だれに依頼すべきだろうか。

60代の私が真剣に考えているのに、つれあいはどうなのだろうか。お互い、独立採算でもないが、別々の会計なので、どこに通帳や印鑑があるのか、知らないし、重要な書類の存在も教え合っていない。
大事なことというのは、なかなか話し合いづらいものだ。

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