生活防衛

この冬の寒さで、野菜があまり育たず、値段が高い。そのせいだろうか、毎週1回のまとめ買いをする支払い金額が大幅にアップした。1週間分の朝・昼・夕食、ほとんど毎回買い物の内容はかわらない。

朝食はパターン化していて、パン、紅茶、ヨーグルト、果物、ヤクルト、で、つれあいはこれプラスコーンフレークスにレーズンをいれ、牛乳がいる。それと必ずサラダで、トマト、レタス、キュウリ、ルッコラかベビーリーフ、玉ねぎ、ニンジンで構成されている。
冬場にこのような生野菜を食べるのは、私は体が冷えるので遠慮しているし、まず食欲がでない。しかし、つれあいは、健康の素と信じているようだ。これらの野菜の値段が高い。

昼は、うどんやスパゲティ、焼きめし、などになるが、うどんも何も具のない素うどんというわけにはいかない。鶏肉やかまぼこ、野菜もそれなりにいれないと、つれあいが食べた気にならないようだ。スパゲティや焼きめしにしても、スープかサラダをつけないといけない。

このごろ夕食はとみにグレードが下がって、1汁1菜的になっているのだが、つれあいの歯が悪くなって、肉なら柔らかいもの、魚も白身の骨のすくないもの、など、条件がつくようになった。以前、よく買っていた鯛のアラなど、めんどうくさいと言われてしまう。

そんな諸条件も加わったからかもしれないが、とみに生活費が高くなっている。これに灯油やガソリン代、電気代など、冬場の費用はとてもかかる。
通信費を倹約するように、と言われるが、冬場、閉じ込められたような生活をしているのに、電話でくだらない話でもして、気分転換を図らなければ、精神異常になるのよ、とけん制する。
通話の多くは、市外通話になるので、請求書で誰と何分話し、いくらかかったか、というのが一目瞭然にでてくる。

サラダがつれあいの健康の素なら、電話は私の健康の素よ、というのだが、両方かさめば、成り立たないのは必然で、一応、私がひく形をとっている。
本来なら、消費税アップにむけ、家計のスリム化をしなければならないのだろうが、どこをどうすればいいか、考えると頭痛がすると、私は考えることすらギブアップし、つれあいの提言を聞いても頭痛がし、ともに考えないことで現在の解決策としている。こういうのが破綻への一歩かもしれない。

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