モーツアルトの誕生日

1月27日は大作曲家モーツアルトの誕生日だそうだ。わが家にはモーツアルトの全作品を収録したCD170枚がある。これはおそらくモーツアルトの生誕あるいは没後何年という記念の年に出されたものと思う。フランスで買ってきた。

まだ全部聞き終わっていない。あと4枚残っている。なんせ170枚である。時間数になるとどうなるのか、合計したことはないが、CDは原則として車を運転中にかけている。通勤で片道2時間だと、ラジオを聴いていても、気に入らない番組の時間帯になることも多い。そんな時、CDをかけるのだが、中途半端に終わると、何度も繰り返し聴くことになる。いれかえもきちんとするわけではない。

シンフォニー、コンチェルト、セレナード・ディヴェルティメント・ダンス、室内楽・ヴァイオリン・ソナタ・教会ソナタ、弦楽アンサンブル、キーボードワークス、教会音楽、歌曲、オペラなどの分野にわけられて170枚、聴きでがありすぎる。

しかし、どうやってこれだけの楽曲を作曲できたのだろう。勿論、聞いていると、このメロディはほかの曲にもあったと思うことがある。本人が使っているのだから、模倣でもなんでもない。でも、おやっと思うと、また別のメロディになっている。

癒しの音楽といわれるが、全曲聴けば全てがそうではないことがわかる。それは私にとってのことなのだが、オペラなど、ドイツ語なのかイタリア語なのか、それもわからないまま、そしてオペラの筋もわからず聴いていると、癒されるどころか、イライラしてくる。

音楽の専門家みたく、モーツアルトの曲なら、なんでもわかると言いたくて、このコレクションを買ってきたのだが、どうも聴く曲は耳に優しい、知っている曲ばかりになりそうだ。それより、もう自分で選曲をして聴くより、ラジオからアトランダムに流れてくる音楽を聴くだけで十分という、受動的なリスナーになっている。

170枚のCDは、聴き終わったところで、音楽大好き、ヴァイオリンとフルート、ピアノと演奏をする友人に差し上げることになっている。今日は残り4枚を聴くのもいいかもしれない。

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