コレクション解体

人生の折り返し点を過ぎたというころから、生活の見直しを少しずつしている。その一つがコレクションを止めることだ。そして、これまで集めたものを、解体していくことも始めた。

その第一は切手コレクションを止め、これまで買い集めたものを使うということだる。私もなくなった母が送ってくれていたので、相当の切手収集をしていた。つれあいはそれに輪をかけて、シートで集めている。
けっこう手紙を外国へも出すので、それに記念切手を使いましょうともちかけたが、高く売れる可能性があるからと、すぐには承知してくれなかった。しかし、東京のそういうお店に、切手シートを持ち込んだけれど、せいぜい8掛けでしか売れないということがわかり、つれあいも納得した。

昔からの蒐集なので、小額の切手がたくさんある。使い勝手が悪いこと、この上ないが、よい解決策がみつかった。第三種での郵便物を出す知人がいて、その方に差し上げるという方法だ。
それで、30円以下の金額の切手は処分ができた。62円や41円の切手も困りものだが、これは60円と40円という金額と思って使うことですませている。

死ぬまでの郵便物は、手持ちの切手ですみそうね、と言っていたが、外国郵便をたくさん出すので、記念切手は重宝する。もうほとんど使い果たしてきた。

切手はこれで解決していったが、昨日、つれあいがほかのコレクションを持ちだした。コインである。
いろんな記念のコインがある。それに外国のコインもある。フランスの5フランなど、昔のものは銀といわれていたが、売れるかな?などと言っている。
100円硬貨などは、銀行にいけば、100円で交換してくれるはずよ、と言うが、やはり、コインショップで確認しようよ、という。

南アフリカへ一緒にでかけたとき、買ったというクルーガー金貨のセットもある。中国の古銭、いろんな国の使い残しのコイン、さて、どうしましょうと広げたり、しまったりだ。

今年初めの課題がこのコレクション解体となっている。

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