ボージョレー・ヌーヴォー2011

11月第3木曜日、今年は17日の今日がボージョレー・ヌーヴォーの解禁日である。今年は大震災や原発事故があり、催し事が控えめだったので、あまり騒がれないかと思っていたが、どっこい、今朝からニュースなどで、大賑わいだ。

もう11月にはいると、入荷が始まったという報道があった。こんなにおおっぴらに解禁日以前に日本に届いている事実を報道するのは、今年が初めてのような気がする。
これまでは、第3木曜直前に成田なり羽田に到着し、それを成田のホテルで0時に飲むというのが、ニュースの取り扱いだったが、今年は、早々と入荷したものを、日本各地で、17日午前0時に飲んでいる様子が写されていた。

Beaujolais Nouveau est arrive!!(ボージョレー・ヌーヴォー エ タリヴェ)という掛け声で、フランスはバーやキャフェで新酒を飲む。

去年はお知り合いから頂戴したので、買う必要がなかったけれど、今年はいただく予定もない。つれあいが入院中なので、一人飲むのもつまらないと思っていたが、ご近所の友人宅で飲みましょうということになった。

朝からテレビでは、今年の価格は、ユーロ安の影響で、去年よりもっとお買い求め安いといっている。ワンコイン(500円)以下のボトルもあるという。そんな知識で、村のスーパーに出かけた。お酒の売り場に特設スタンドでもあるか、と期待していたのだが、売っていない。レジの女性がすまなさそうに、コンビニならあるんじゃないでしょうか、という。

そうか、コンビニにあるのか、とセブン・イレブンに行った。レジの近くにある。値段もみずに、数本レジに運ぶ。ワンコインということはないだろうが、1000円もしないだろうという意識だった。ところが、とんでもない数字がでてきた。「レジの打ち間違いじゃないの?」と聞くと、ボトルに貼られた値段のチケットを見せられる。おやおや、いいお値段だ。2本だけ買うことにした。

今年のお味は?と聞かれても、去年の味を覚えているわけでもなく、このごろ、久しくアルコールをたしなんでいないので、ワインもその中にはいっている。
でも飲みやすいのはいつものことだ。そして悪酔いしない。軽くて、さっぱりしているのがよい。

友人宅は徒歩5分だ。私道とはいえ、ワインをのむのに、車は使わない。さいわい、お天気も良く、星空がきれいだ。寒くなって、夜、外に出ることがなくなっていたので、久しぶりで星空を見、夜の空気を吸う。
ほんの2杯のボージョレー・ヌーヴォー、ほろ酔い気分に、冷気が心地よい。今年も味わえてよかった!!

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