茶のしずく石鹸余話

このごろ、茶のしずくを始め、33の石鹸が「小麦由来成分によるアレルギー」症状をひきおこすというので、問題になっている。

その代表が茶のしずくなのだが、この石鹸を製造・販売する会社は福岡に本社がある。福岡出身の私だが、友人からこの製品を紹介されるまで、全然知らなかった。お茶を主成分として、とてもビオな石鹸として紹介され、試供品(正確には製品そのものだが)として数個いただいた。

その石鹸に、「小麦成分」が含まれていたかどうか知らないが、アレルギーがあまりな私だから、泡立ちはいいし、いかにもビオという雰囲気で気に入った。娘に渡し、そしてフランス旅行のとき、おみやげとしても持参した。ビオ好きなフランス人女性にプレゼントした。

「あきらめないで」という女優の宣伝にも、この石鹸の洗顔効果を表しているようだった。気の毒にこの女優は、最近も自然食品の宣伝をしているが、なにか不信の思いがでてしまう。味噌をつけたようだ。

娘は使ってしまったようだし、何も言わなかったから、アレルギー症状は出なかったと思うが、フランスの友人がどうしたのやら、問い合わせもできず、心配している。そもそもその石鹸を使ったかどうかもわからないのだが。
フランス女性は、石鹸洗顔をあまりしないのだ。クレンジングのみの人もいる。お風呂にしても、入浴剤だったり、ムース状のものを使ったりだ。

でもどうしてこんなことになったのだろう。ビオが売り物の石鹸がアレルギーをおこすなんて。小麦成分は保湿性に優れているので、石鹸が固くなるのを防ぐらしい。
最近、いろんなビオを売りにした化粧品を試しているが、いつか、このような形で問題がでてきやしないか、心配だ。

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