貸し切り状態

今朝は寒かった。白根の山頂にうっすら雪が積もっているのがみえる。反対側の浅間には雪がない。白根のほうが北側だからだろうか。11月の気温とか。風も冷たい。

そんな中、ゴルフに行った。車で10分、メンバーではないが、ほぼ専用ゴルフ場と称している。月曜日の予約を日曜日のお昼にとっている。朝起きが苦手な私のために、なるべく遅いスタート時間をと、10時過ぎのスタートでとれた。

月曜日とて、駐車場の車も少ない。あまり混んでいないようだ。午前中、私たちのあとにもう一組いるようだが、グリーンでパットの練習をと思っても、もう先があいている。練習なしでやるかと、つれあいと早速打つことにする。後ろの組は4人で、彼らも時間をたっぷりおいて打っているのか、追われることもない。

マイペースで前半を終わり、お昼をたべて、午後の指定されたスタート時間よりちょっと早目にインにいく。だれもいない。じゃあ、始めましょうかと、つれあいがドライバーショットを打つ。後半は、前にも後ろにもだれもいず、そして隣あわせた折り返しのコースにもだれもいない。

前後に白根と浅間を見上げながら、栗、ドングリ、くるみ、それに松ぼっくりなどが落ちているのを拾ったり、これでは貸し切り状態だわね、と言っている。前後に人がいないというと、打つのに、あせらないですむのはいいのだが、集中しない。のんびりとした気分になってしまう。紅葉にはまだ早いけれど、秋の気配は濃厚だ。

ゴルフのあとの温泉も楽しみの一つだが、ここでもときどき、貸し切り状態の時がある。人ひとりいず、大きな湯船を独占するのもいい気持ちだ。内風呂、露天風呂、檜風呂、サウナ、どれもこれも一人で好きに使えるとなると、どれにも落ち着いて長居できない。しかし、この貸し切り状態も、田舎の、引退者の、数少ない特権の一つであろう。

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