温泉・入浴マナー

こんな田舎に住んでの楽しみの一つに、たくさんの温泉に入れることがあげられる。鹿沢、万座のほかに、温泉が点在しており、いつもは車で5分ほどのホテル内にある温泉を利用する。

中国人観光客が増えたせいか、中国語での入浴方法を書いたパネルもある。しかし、日本人用も必要ではないか、と思うこのごろだ。
マナーがなっていないと思うのは、まず、お湯の消費がすごいことだ。使いもしないのに、シャワーやカランを押して、お湯を流している。体を洗っているかたわらで、シャワーからお湯がむなしく流れている状態をみると、もったいないな~と思ってしまう。

先に反省しておこう。私も自宅での入浴より、よほどお湯や水をたくさん使ってしまう。洗髪のあとは、念入りに石鹸分をおとすし、まず、シャンプーやトリートメントも少し余計目にとるのも事実だ。それに抜け毛が流れても、きちんと拾わない。流れるままにしてしまう。お掃除をするのは、自分ではなくて、他の人だから、と甘えている。

これは絶対私はしないことだが、無駄毛をそる人もいる。これにはびっくりだ。またこのごろの流行は、お風呂で歯磨きなのかもしれない。
自分の入浴セットを持参するひとも多い。それを蛇口の前において、洗い場を確保している人もいる。洗面器に自分のタオルや入浴セットをいれ、この洗い場は私のものよ、と無言の意思表示をし、大浴場や、外の露天風呂、ジャグジー、檜風呂などに行っている。

洗い場を使わないときは、そういった私物はどこか別のところにおいて、開放しておかないと、新しい入浴客が使えない。混んでいないときはいいようなものだが、あまり感じよくない。
それに洗い場についている洗面器や椅子を、石鹸をつけてまず洗っている人がいる。そこまで潔癖なら、大勢の人がはいる温泉などにはこなきゃいいのに、と思ってしまう。

サウナでも一言いいたい。濡れたまま入ってくる人がほとんどで、敷いてあるマットがすぐに濡れてしまう。もちろん、サウナだから、汗が出て、結局は濡れるのだが、その濡れ方がひどい。そういう人は、やっぱり潔癖なのだろうか、自分の濡れたタオルを敷いている。マットに直接触れないようにしているのだ。

脱衣場にもどるのに、体を拭かずに戻る人も多い。自分の脱衣箱で、バスタオルを手にして、ようやく体を拭いている。それまでの床には、ぼとぼとと水滴が落ちているが、関係ないようだ。

使った洗面器は水がはいったまま、時にはシャワーを戻さず、下にころがっていることもある。お風呂がうち湯になってからのことなのか、マナーの低下は著しい。

さて、省みて、私自身はちゃんとした入浴マナーなのだろうか。

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