ひまわりが咲き始めました

連日、30度をこす暑さがこの山間地にも襲ってきました。名産のとうもろこしも穂がでてきて、あと1カ月もすれば、甘いトウモロコシが食べられそうです。

花々も夏模様になってきました。背の高いひまわりが目立ちます。去年までは、花数の多い、花自体は小さなひまわりが流行していましたが、今年は大輪のひまわりが多いようです。

これは3月11日、あるいはフクシマ原発の事故の影響でしょうか。ひまわりや菜の花が、放射性物質を減少させるという報道があったからでしょうか。

ひまわりといえば、南仏に多い花です。ゴッホも描いています。ニームやアルルの近くには、ひまわり畑がたくさんあります。tournesol(向日葵)だから、太陽が動くと、それにあわせて花の方向がかわるかと思っていたが、そうはならないようだ。

向日葵は油をとるために栽培されている。食用油になるけれど、使ったことはない。さっぱりというより濃厚な感じがしていた。

ひまわり畑で印象に残るのは、「ひまわり」という映画のシーンである。戦争で行方不明になった夫を探して、ソフィア・ローレンがロシアまで行くというイタリア映画だ。どこまでも続くひまわり畑が、強烈なインパクトになっていた。

フランスのひまわり畑はそこまで広大ではなかった。放射性物質を減少する効果がある、と知っているのなら、もっと我が家も植えればよかったわね、とつれあいと話している。

わが家の向日葵は、鳥の餌のなれのはてである。ベランダにおいた餌台から、鳥たちが好きにつまんでいく。その落とし種から芽がでたのだ。はたしてきちんと咲いてくれるか、うたがわしい。

キャベツやトウモロコシの畑で有名だけれど、向日葵畑もいいかもしれない、と思いだした夏の日々です。

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