南スーダン独立

2011年7月9日に南スーダンが独立し、新国家誕生するという。なんと刺激的なことだろう。新国家ができるというのは、どんなに大変なことだろうと思う。決めることがいっぱいだ。まずは基本となる憲法、立法・行政・司法、なにもかもが新しい制度になるのだ。

世界地図をみたり、各国の要覧をみるのは大好きだが、今持っている地図にも、要覧にもこの南スーダンという国は載っていない。当然のことだ。

スーダンにはまだ行ったことがない。スーダン人の友人はいる。今、どこにいるか行方不明だが。日本に昔いた外交官だった。どんなきっかけで知り合ったか、ガーナ人の友人の紹介だったように思う。日本を離れ、ヨーロッパにいたとき、会いにいったことがある。

そのあと、アフガニスタンにいるという連絡があった。国連関係の仕事をしているということだった。ハルツーム(スーダンの首都)に家を建てたから、一度遊びにきてね、という。ナイル川の源流を訪ねるという夢があったから、訪問を約束した。

しかし、そんなに簡単な話ではなかった。スーダンは遠い。それに彼らは現在の政権とあわず、半分亡命生活を送っているようなものだった。彼らは今、どこにどうしているのだろうか。今回の南スーダン独立に関与しているだろうか。

アフリカの独立ラッシュは1960年だった。それから半世紀たったが、なかなか国家としての体制を整えられないでいる国は多い。南スーダンは、どのように新国家としての道をたどるのだろうか。どんな国家になるのだろうか。

平和で、腐敗のない、健康な国になれればと願っている。

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