宣伝効果

民放をみていると、CMがやたら多い。ほとんど内容には気もとめず、流し見していたのだが、このごろ、気になるCMもでてきた。つれあいのせいもある。
まず、なんのために、こんなCMを流すのだろうと思っていたのが、尿に関するものである。頻尿や尿漏れといったことについて、高齢者のためのものだからと、自分とは関係ないと思っていた。ところが、まず、つれあいが該当するようになり、いつのまにか、自分自身も、夜中にトイレに起きるようになった。

まだ別に宣伝の薬を服用しようとは思わないが、そうなんだ、こんな現象が高齢者にはおきるんだ、そして、自分もその年齢になったのだと、変に納得する。
そうなると、以前、気にも留めなかった、腰痛、膝の痛みを直すという、グルコサミンとかコンドロイチン、お肌のためにはコラーゲンといった宣伝に目がいく。

これらの加齢化によるものは、昼間に宣伝が多い。きっと暇な高齢者が見ているからだろう。問題を抱えたひとには、とても有用な情報になっているだろう。
しかし、まだリーブ21の宣伝がこんなに多いのは、不思議でしょうがない。そんなに需要があるのだろうか。それとも需要がないけど、それを掘り起こそうとしているのだろうか。

インターネットの自動車保険、アフラックスなどの医療保険、これらの放送回数をみていると、宣伝費用の大きさが気になる。以前の消費者金融みたいだ。こんなに多くの宣伝費用を払っても、割に合うということは、保険にあてられる金額が少ないのでは?と疑いたくなる。

テレビなどのCMで、文句がある。アルコール飲料の宣伝が昼間からされているが、これは夜8時か9時以降にすべきである。フランスでは、子供の目に触れないようにと法律で規制されている。こういった良識をもって、自ら規制してくれる局はないだろうか。

3月11日を境に、広告主も様変わりしたが、東電などが消えたのは当然としても、消えてしまったCMの理由をちょっと探ってみたいものだ。

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