女性の地位

女性は世界のどの国に生まれたら一番幸せになれるだろうか。最悪はアフガニスタンらしい。これはトラストロー(TrustLaw)という団体の調査による結果だ。

アフガニスタンの女性は、大体がニカブをまとっている。顔からすべて覆っている。フランスやベルギーなどでは、公の場で、ニカブをまとうことは禁じられている。アフガニスタンでは少なくとも、ヴェールをかぶっていないと、女性は迫害されるのだ。これはイスラムの掟だ。モハメッドはかならずしもそう決めていないというが、いつの間にか、女性は顔や髪を、家族以外の男性にみせてはならないとなったらしい。

アフガニスタンが最悪なら、それに次ぐ国として、コンゴ民主共和国があげられている。その理由は、レイプされる女性の数だ。内乱に次ぐ内乱、政府軍に反乱軍、いりまじって住民を蹂躙する。そこでおきるのが女性にたいする婦女暴行だ。はんぱではない数がおきている。

女性の地位が低いのは、ほかにパキスタン、インド、ソマリアなどが挙げられている。経済的に貧しい国だ。これらの国では、女性は差別されており、家庭内暴力、強制的な妊娠中絶、アフリカなどでは性器を切り取ることも強要されたりする。

また女性はまだ10代前半で、結婚を強制されたりすることもある。ポリガミーの国も多い。

日本は幸せな方だろう。トップではないことは確かだ。何番目くらいになるだろうか。法律的な男女同権があっても実社会ではそうではない。就職や結婚、また出産といった問題で、男女差を感じる。

しかし、強制されることが少ないのはいい。経済的自立をとげれば、結婚を強制されることもないし、選ばれるより選ぶことができる。これが就職までいかないのがちょっと残念なのだが。

世界で女性大統領が出たり、IMFの次期専務理事候補にフランスのラガルド女史の名前があがったりすると、世の中変わったものだと思うが、まだまだ女性を人間扱いしない国も存在する。女性のためにがんばろう。

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