通販化粧品

このごろ、通販の化粧品にはまっている。いろんな化粧品のお試しセットをとりよせた。はまっているというのは、正確な表現ではない。必要に迫られている。

いつもなら、5月に海外に出て、1年分の基礎化粧品をまとめ買いしていた。外国製のものだ。ところが、今年はそれをやめたので、ストックがなくなってしまった。同じ会社の製品は、東京のデパートでも売っている。海外への旅費や、重量を考えると、デパートあたりで、必要に応じて買えばいいのだけれど。

どうもその気になれず、また田舎に住んでいるので、都会のデパートへ出るのもめんどうだ。そこで、新聞・雑誌、広告ちらし、テレビなどで見かける化粧品を試してみることにした。

再春館のドモホルンリンクルは無料でサンプル提供だが、他の会社はほとんどが1000円以上の金額で、だいたい1週間分の量のサンプル・キットを送ってくれる。0120の電話にかけて申し込む。住所、氏名、年齢、電話番号と、個人情報はほとんど伝える。

1週間後くらいに洗顔料、化粧水、乳液か美容液、保湿クリームといったものがはいっているキットが送られてくる。まだこれまで使っていたものがあるからと、送られたものをそのままにしていると、キット到着後1週間くらいすると、電話がかかってくる。使用後の感想を聞いてくるのだ。まだ使っていないというと、非常にフレッシュなものなので、早めにお使いくださいと注意される。

あわてて使ってみる。これまでに使ったメーカーは、5社(ドモホルンリンクル、JINO, GRACEOR, F.A.G.E., ASTALIFT)である。どれもとてもよい。暖房や寒気でかさかさになっていた肌が、もっちりになっている。それでは本格的に注文しようとカタログをみると、おや、どうしましょう、なかなかの値段である。フレッシュな化粧品というだけあって、分量が少ない。せいぜい2カ月分といったところだ。
ということは、2か月ごとにこれだけの金額がいるのか、と必要な金額を計算すると、とても年金生活者に払えるものではなくなる。

そしてまた次の広告に目がとまって、トライアルキットを注文している。こんなにいろんな化粧品がでているのか、とびっくりした。資生堂とカネボウくらいしか、国産では知らなかった世代なのだ。

次のトライアルキットを使っていると、先に使ったものの使い心地を忘れてしまう。よかったということだけが記憶にのこっているのだが。

こういう通販での化粧品販売、どのくらい商売になるのだろう。何かに決めていこうとは思っているのだが、いまだふらふらしている。夏のUV効果のいいもの、これをこれから探してみるつもりだ。

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