誰の言うことを信用すればいいの?

昨夜11時すぎの地震は、3月11日の地震同様、横揺れ、回転揺れがして、長くて、こわかった。テレビを見ながらうたたね中だったが、緊急地震情報の不快な音で目がさめた。いつもこれが鳴っても、我が家には関係ないことが多いので、油断していた。NHKでは関東にくくられて、TBSではもう少し細かく、警戒地域が出た。

えっ、ここも該当するんだ、と思うより早く揺れ始めた。テレビの画面には、地震速報が出ている。「地震がありました」、という過去形に、まだ、今、揺れているのよ、とテレビに向かって叫ぶ。

我が家のあるところは震度3、こんなに揺れて震度3なんだから、震度6なんて、どんなにひどいのかしら、とこわくなる。先日、大丈夫だ、正常化しつつあります、とメイルがきた仙台市青葉区、震度6弱だ。新たな被害が生じていなければいいけれど。

毎日、ニュースを見ている。福島原発が気になってならない。原子力発電については、ほとんど知識がない。火力、水力、風力、どの発電についても同様だが。いろんな大学、研究所の先生方が解説なさる。テレビに出てくる図は、どの局も同じようなものだ。経緯については、ほとんど同じに聞こえるが、その危険度については、温度差がある。

高濃度の汚染水が流れ出るのを止め、それをなんとかタンクにいれるために、そのタンクの中の低濃度の汚染水を海に放出したという。それより方法がなかったからだろうが、これまで危険だからタンクの中に閉じ込めていただろうに、と思う。

いろんな記者会見がある。枝野官房長官、保安院、東電、原子力安全委員会、はしごしてみても、ちっともわからない。アメリカやフランスの専門家も協力している、というニュースもあったが、どこでどう協力しているのやら、みえてこない。

突如としてでてきた窒素ガス注入というのは、日本独自のアイディアなのだろうか、アメリカあるいはフランスの助言があってのことだろうか。

どうせ細かい情報がでても、こちらは不安になるだけのことだが、この人の言うことだけは、信頼がおけます、と保証が得られればいいのだが。そういえば、今週の週刊文春は、NHKテレビの解説記者をえらくほめていた。


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