デフレは何処に

3月寒波襲来だ。啓蟄もすぎたというのに、毎日冬日が続いている。灯油の消費が激しい。今日は残量をチェックして、まだ週末までは大丈夫とは思ったが、スタンドまで出かける用事があったので、注文することにした。

よい判断だった。明日から5円値上げだという。前回から言えば、2月3日では1リットルあたり91円、2月21日:93円、それが今日は96円になっている。明日からは101円と100円を超えるわけだ。ガソリンも同様だという。灯油は配達もあるのだから、村の店に頼まざるをえないが、ガソリンはいつも安いところをみつけていれていた。今回は残量に少し心細いこともあり、満タンにいれてもらった。リットル144円、前回は2月28日のリットル135円だから、9円高くなっている。

中東危機の影響で原油価格があがっているという事情はわかるが、半年分の貯蔵はどうなったのだろう。このほか、コーヒー、砂糖、小麦粉など、輸入価格が上がり、その結果、販売価格もアップするという話だ。

値上がりはそれだけではないという。気候不順による野菜の値上がり、野菜の値上がりには原油の値上がりも関係しているし、下がることはないようだ。値上がりの話ばかりを聞く。

そういえば、デフレとか価格下落が続いているから、年金も下がるという話だった。こんなに値上がりの話ばかり続いているのに、デフレというのは終わったのだろうか。このごろは経済評論家たちからデフレの危険についての話はきかないようだ。

もしデフレが終わったのなら、終息宣言を出してほしい。これは日銀でもいい。テレビの番組で、経済評論家が「現下の状況からいえば、デフレは終わったといえますね」といういつものお軽い解説でもいい。そんな言葉を聞かなければ、経済にうとい私には、現状がデフレなのか、インフレなのか、判断できないのだ。なんていいながら、インフレと認識しているのだが。

でもインフレなら、年金をさげるという話も取りやめだ。経済大臣が判断するのか、厚労大臣が判断するのか知らないが、早目に決定してほしい。主婦の年金も大事、沖縄も大事、大事なことばかりだが、政争ばかりが続いている。

デフレ危機論だと、インフレ歓迎論もあったようだが、現状を歓迎しているのだろうか。
また雪が降ってきた。暖房の温度を1度あげたくなった。

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