子供手当

こども手当がきわめて不評のようだ。話す人のほとんどがばらまきだという。だいたいは受給する子供をもたない人たちではあるが。

平成23年度の予算案は、3歳までを2万円、それ以上、中学生までは現行の1万3000円でということらしい。そして、親のパチンコ代になるだけだという批判や、給食代も払わない親がいる、といった問題については、それなりの施策をとるらしい。

フランスにも同じような解決策をとったケースがある。それは学校にこない児童が増えてきたことに対処している施策だ。児童が学校を欠席するのは、親の責任だとして、責任を果たさない親には、家族手当を支給しないというのだ。

しかし、児童が学校へ行かないのは、親の責任とばかりは言えないケースもあるだろうに。登校拒否のケースでは、親が学校へ行かせようとしても、行かない、行けないということもあろう。

したがって、この方法を不公平と声もある。しかし、当局は割と強硬で、親の義務不履行の場合、750ユーロの罰金も科せられる。

私はこども手当には賛成だ。おむつもミルクも最低必要なものを整えるだけのお金を保証してやりたい。でも財源をどうするか、と言われると、財政にうとい私には何もアイディアはないのだが。


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