最低賃金

一昨日、新聞に全国の最低賃金(時給)が載っていた。日本では県別で最低賃金が異なる。私の住む群馬県は、関東地方では最低の690円である。東京は最高で837円、次は神奈川県の836円である。

この新聞の解説によれば、「最低賃金は法律で労働者に保障された最低限の賃金。毎年夏に労使代表と公益委員の3者で構成する中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会が議論し、都道府県ごとの引き上げ額の目安を決める。」という。

この最低賃金、2020年には1000円に、というのが目標とか。全国一律で1000円を目指しているのだろうか。最低賃金をあまりあげると、雇用にひびくというが、それとは別に、時給換算した生活保護水準を、最低賃金が下回る「逆転現象」も生じている。

北海道、青森、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、標語、広島などで、その逆転現象がおきているそうだ。
最低賃金で働くとどうなるだろう。群馬県では、8時間労働で、1日5520円、月25日では13万7000円になる。
どんな労働かはわからないが、本当に最低の賃金であるということがわかる。

フランスではSMICといって、全国一律(海外を除く)だが、日本では県別、なにか地域の格差を感じさせる。大阪の橋下市長は、消費税を地方収集にして、地方の自主性にまかせるという説だが、消費税額の差も生じよう。最高額の東京で837円、最低額は645円(岩手、高知、沖縄)、差は192円もある。これを一律にするのも難しいだろうが、一つの課題ではあるだろう。

パート募集の広告がはいるけれど、ホテルの清掃やレストランの洗い場担当の仕事で、時給はだいたい700円見当だ。そういえば、半分ボランチアの子育て支援では、500円くらいではないだろうか。
働いて報酬を得るといのは、なかなか難しい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。