生活の質

お天気がいいと、野菜畑か庭で働くことになる。外での仕事はきらいではないが、なんで、この年齢になってまで、肉体労働をしなければならないのか?という気持ちになる。
が、自家自産の野菜を食べるとき、無上の喜びを感じるとともに、こんなに食べるものに対して、神経を使うというのか、選別するようになったのは、いつ頃からだろうと疑問に思った。

朝食はパン食なのだが、飲み物は紅茶にしている。昔は、日本茶、コーヒー、紅茶そういったおおまかな分け方だけだったのだが、今ではなんと、紅茶でも銘柄だけではない、フレーバーの種類まで選んでいる。現在はとわイニングのアールグレイを好んで飲んでいる。このアールグレイなるものを教えてくれたのは、40年前、職場をともにした女性だった。銘柄がどこのものであったかは忘れた。

その女性は、フォーションのアップルティ(なつかしい)、どこかのジャスミン・ティなどを教えてくれた。田舎出身の私には、大発見の味だった。今でこそ、アールグレイにしても、フランスであればフォーション、マリアージュ・フレール、ダロワイヨー、それぞれの違いを話題にしたり、イギリスのフォートナム&メーソンならいいけど、などわかったようなことを言っているが、昔は日東紅茶の黄色のティーバッグで、十分に贅沢をした気持ちになっていたものだ。

アールグレイに飽きると、レディ・グレイにして、少しフレーバーの変化を楽しむ。こんな贅沢なことをコーヒーでもするし、また日本茶にしても、どうしても出身地の近くの八女茶や嬉野茶を選ぶ。
小さい時、お茶は朝にいれたものを、夕食までは同じお茶っぱですませたものだったが、今では、飲むたびにお茶の葉はかえる。玉露、お煎茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶、そば茶、これに中国茶の種類までいれると、まあ、いろんなものがあるものだ。

これに今日は、ご近所から生のハーブ(名前がでてこない)をいただいて、南側の庭に植えた。フランスからは菩提樹のハーブティが届くことになっている。
こんな贅沢(なのだろうか)をしていいのだろうか。あるお医者様は、湯ざましを飲むのが一番ですよ、と単純な生活を進められている。
お茶は昔は薬だったとか、この程度のヴァラエティは許していただこう。
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