2月29日を休日に

フランスのインターネットを見ていたら、2月29日を休日にしてほしいという要望があった。これには、フランスの事情があるのだが、面白い考えだと思う。

フランスの事情というのは、2006年だったか、酷暑の夏があり、そのとき、都会で高齢者の孤独死が多くあった。社会連帯のため、これまで祝日であった聖霊降臨祭の月曜日が無給で働く日となった。そんなことから、2月29日は、月給制で給与を受け取るものにしてみれば、1日、無給で働くことになる。4年に1度とはいえ、それはばかばかしいことだというのだ。

もう現役でない人間にしてみれば、休日になろうと、無給の労働日であろうと、別に関係ないのだが、そしてどちらかといえば、定額の年金で、1日余計に食べなければならないので、その分が負担というだけだ。

2月29日生まれという人の投書が朝日新聞にあった。4年に1度の誕生日では困ることになろう、またそういう異常はよくないと、祖父にあたる人が、3月1日で出生届を出したのだそうだ。
そのままうるう年ということで、受け止めているけれど、毎年、いくばくかのあまりが出て、それを4年に1日増やすとか、2月だけ普通は28日しかないというのが、この年齢になっても、理屈がわかっていない。

でも4年に1度だけの、特別な休日というのも、なかなか楽しいものではないだろうか。オリンピックの年というだけでなく、特別休日のある年、そしてその日は決まっている。
マニフェストに書きこんでくれる政党はないものだろうか。
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