シリアの悲劇

今日のフランスのニュースで、シリアのある町で負傷したフランス人ジャーナリストが、助けを求める姿を報道していた。女性ジャーナリストで、足を負傷し、動けないらしい。ベッドに横たわり、わりとはっきりした声で、救援を要請していた。

スタジオでの解説では、このジャーナリストがビザを得ることなく入国しているので、救援が難しいと言っている。彼女は手術を受けるためにも、隣国レバノンへの移動ができるように、と求めていた。
先日は、フランス人のカメラマン、イギリスのジャーナリストが死亡した。

政府軍の攻撃は、もう見境なしのようだ。死者の数はもう8000人を超えているらしい。どうなるのだろう。
シリアには行ったことがないので、都市名をみてもぴんとこないのだが、内戦のこわさはわかる。

国連安保理事会の決議は、ロシアと中国の拒否権発効で、採択されなかった。本会議での採択をめざしているらしいが、1日も早く、なにかしらの行動をとらなければ、市民の命は失われるばかりである。

現代でもこんな悲劇がおきることは信じられない。そして近代国家が手をこまねいている事実、昔だったら、どこかの国が、自国民の保護を名目に、すぐに介入していただろうが(それが望ましい行動とは思えないが)。

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