東京オリンピック招へいの可否

2020年のオリンピック開催を、また東京が招へいするよう立候補するという。またか、と部外者のわたしは思っている。東京都民でもなくなったので、もうどうでもいいやと思う部分もあるのだが、国費を投入するのだろうし、完全に部外者でもないはずだ。

だれが望んでいるのか。それは石原都知事なのだろう。16年開催に失敗したのに、まだ懲りていない。ローマは経済的な事情で立候補をとりさげたそうだ。現状をみれば、非情に賢明な決定だと思う。
はたして、スポーツと言うのはそんなに「力」を与えるのだろうか。スポーツ界とマスコミの共謀で、あたかもそうなるように仕組んでいるように思えるのだ。

国立競技場を立て直し、ほとんどの競技が8キロ以内の範囲でできるようにするという。分散しないということは、集中して競技が行われ、その分だけ混んでいることになる。

地震や津波による中断リスクは「低く」、原発災害などのリスクも「きわめて低い」という分析結果を提出したという。この分析は誰がしたのだろう。しかるべき団体なり組織がしたのだろうが、データはそろっているのだろうか。
20年には、電力不足はおきないのだろうか。

勿論、自然災害などのリスクは、オリンピック招致をしなくても存在するわけで、オリンピック開催時におきる可能性は少ないのだろうが、それ以前に起きることもある。

オリンピック自体が意義あるものかどうか、疑わしく思っているので、日本のような成熟しすぎた国や都市に招くことが疑問でならない。スポーツしない人間のひがみだろうか。
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