人口問題を考える

地球の人口が、今日明日中に70億人を超えるとか。地球の許容量を超えるの超えないのという意見もあるらしい。

日本では少子高齢化の結果として、人口減少の傾向にあるが、アジアやアフリカでは増加しているため、世界規模では増えている。

日本では減少を憂いているので、この増加を喜んでいいのかと思えば、資源や食糧の問題が発生するので、必ずしも喜ぶべき現象ではなさそうだ。

日本で、少子高齢化といわれるたびに肩身が狭くなる。あんたのせいだよ、と言われているように感じるのだ。昨年から高齢者の仲間入りをした。年金も受給している。年金赤字の原因として言われるには、あまりに小額なので、反論もする気になれないのだが、やっぱりいただいてはいけないのかしらと思ってしまう。
少子化というのも、出産しなかった身にとって、責められているような気になる。それにしても、私のまわりには、結婚しなかった女性が多い。そして結婚しても子どもをつくらない、あるいはもっても一人っ子のみというカップルが多いのだ。

彼女らのほとんどが高学歴で、キャリアと呼ばれる職業についている。まだ現役なので、私と同じ感情をもつようになるかどうか、わからないが、しっかり働き、社会に貢献し、税金をきちんと納めて、さて年金受給の年齢になると、少子化の責任を問われるような言い方をされる、これには納得できない思いをするだろう。

現在の年金システムからいけば、少子化というのは、深刻な問題だとわかるが、人口規模の縮小については、生活規模を小さくすることで、カバーできないのだろうか。
差別と言われかねないけれど、アフリカで生活をしてみて、アフリカの子沢山は、貧困の大きな原因でもある。UNICEFやFAO、WHOなど、国連の機関が懸命に、子どもの命を守ろうとしているが、成長しての教育、職業の手当まで面倒みないと、貧困は続く。先進国にそこまでみていく余力はいまやない状態だ。

弟は、亡くなった母の年齢(90歳)まで兄弟そろって生きようねと言うが、さあ、体力、気力、そして諸般の事情がそれを可能にしてくれるだろうか。
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