イギリスの騒乱

昨日からニュースで、ロンドンを始め、イギリスで起きた騒乱事件が扱われていた。警官が若者をあやまって射殺したことが事の発端とか。

ロンドンのみならず、バーミンガムや他の地方都市にも騒ぎが波及しているそうだ。私はイギリスには数回しか行ったことがなく、あまり土地勘もないし、通り一遍のことしかしらない。そして最後に行ったのは、1997年ごろのことだ。

最初にイギリスへ行った時は、40年も前で、親切なイギリス人のお世話になり、お宅に泊めていただいたり、スコットランドやロンドンの御親戚に紹介していただいて、行く先々で、英語も満足に話せなかった私が、無事に旅行できるように取り計らってくださった。

それ以外にも、街中で、あるいはチューブ(地下鉄)で、YWCAで、イギリス人は親切だった。わからない事に対して、私の英語力にあわせて、ゆっくり、丁寧に教えてくれたりした。そこにイギリス人の歴史的な余裕を感じたものだった。

しかし、今日、テレビに映っているのは、商店や駐車している車を襲撃しているシーンだった。焼き討ちまでしている。移民系の若者といえば、簡単かもしれないが、古きよきイギリスではない姿だった。

緊縮財政からくる失業、経済不振、若者対策費の減少、そういったものが、若者の不満をため込み、今回の誤射が火をつけたという。
財政赤字をどうにかしなければならないのは、アメリカ、日本もそうだ。ギリシャもイギリス同様の騒乱が起きる可能性を秘めている。
日本は財政赤字を減らすために、どんな方法をとるのだろう。もし緊縮財政となり、国民に犠牲を強いた時、同じような騒乱は起こりうるのだろうか。


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