若い女性の発声方法

このごろの若い人は、という言い方はあまり好きではないのだが、若い人と話していて、気付いたことがある。それは口をあまりあけず、鼻母音をきかせた発声をすることだ。とくに女性がそうだ。

鼻母音をきかせると、やわらかい感じになるが、しまりがない。口をきちんと開けずに話すと、もごもごした話しぶりで、言語不明瞭になる。仕事の話でも、甘えた口調に聞こえる。でもいまどきの女性は、ほとんどがそのような話し方だ。

あ、え、い、お、う と口を大きく動かして、毎朝、発声練習をしたらどうだろう。一言一言、言葉の意味を考えながら発音すると、聞きやすくなるのだが、と思ってしまう。

アナウンサーや俳優は、発声練習やら、ヴォーカル・トレーニングを受けるのだろうが、ときどき、アナウンサーで、不明瞭な発音をきくときがある。

先日、あるテレビ番組で、食べ物が出された時、出演者の一人が食べる前に、「いただかせていただきます」と言った。「頂戴いたします」と言えばいいのにね、と過剰な丁寧語にうんざりしたものだ。

「とんでもない」の使い方もいらつく一つだ。丁寧にいうなら、「とんでもないことでございます」だけれども、「とんでもありません」、「とんでもございません」をよく耳にする。

「承知しました」、「承りました」、「かしこまりました」といった格調高い言い方をしてくれるお店も少なくなったし、友達のような扱いをするお店がうける時代である。

だんだん、意地悪ばあさんに近づいてきたようだ。




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