節電やぶり

5月下旬というのに、この数日、とても寒い。浅間山はふもとまで真っ白に雪化粧している。先日は渋峠で、雪のため通行ができなくなったとのことだった。

あまりの寒さ、そして家を夏モードにしたがゆえに冷え込んで、たまらなくなって、ファンヒーターに掘りごたつを使っている。真冬でもファンヒーターは20度くらいの設定にしていたのに、23度の設定にしてしまった。

そして3日連続の雨、洗濯物が乾かない。とうとう乾燥機を使うことにした。こうしてなし崩しに節電破りを始めている。

震災当初は、お風呂も2日に1回、ガソリンを使わないために、往復4キロの新聞とりは歩いて、なるべく車をつかわないように、用事をまとめていた。洗濯もなるべくまとめていたが、今では少量でも毎日している。
とりこぼしも多い。トイレの電気を消し忘れたり、台所の照明もつけっぱなしにしてしまう。

相変わらず守っているのは、寝室のテレビとトイレのコンセントを朝には抜いて、夜まで通電しないようにすること、昼間はテレビを見ない、なるべく夫婦で同じ部屋にいる、ことくらいだ。

だんだん緩んできた節電の気持ち、これがこわい。職場は相変わらず、暗い照明、エレベーターは止まったままだ。冬の寒さ、夏の暑さで有名な群馬の地、夏には冷房を入れてほしいが、どうなるのだろう。

まだ避難所暮らしの方々、冷房暖房、論外だろう。福島県など、外気をいれたくても、窓をあけられない場所もある。こんなに緩んできた気持ちが申し訳なく、罪悪感に悩まされている。

たくさん節電できたら、安くなった電気代で、外食をするとか、旅行にでるとか、消費にまわしましょうとつれあいと言っているが、なかなかそこまで達しない。15%の節電、達成できそうにない。
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