畑仕事始め

昭和の日の今日はGWの初日である。行楽に出かける人も多いのだろう。わたしたちにとっては、畑仕事開始の日である。

去年まで使っていた畑は、地主さんのご都合で使えなくなった。今年は別荘管理事務所が仲介してくれた土地を使う。耕運機で起こしてくれてはいるが、それにすぐに種まきができるわけではない。
 今日は苦土石灰をまき、土の消毒をする。酸性になった土地をアルカリ性にするのだそうだ。まきっぱなしでいいのかと思ったら、鋤き込む作業もするという。

面積は100平米程度だ。そう広いわけではないのに、クワでやるとなると、それも後期高齢者のつれあいと、高齢者グループに入会したばかりの私では、大仕事だ。
それにこの初めての畑、去年までは草ぼうぼうの状態だった。それをすべて鋤き込んでいる。月見草は早々と芽をだしている。それにヨモギだ。

石灰を鋤き込みながら、これらの草がでてくると、たんねんにとっていく。もう腰が痛くて、悲鳴をあげそうだ。
よく「踏まれても生き続ける雑草のようになりなさい」という。私はごめんだ。踏まれたらすぐにだめになるか弱い存在でありたい。できればいろいろ面倒をみてもらえる花がいいわ、と一緒に働いているつれあいにいう。

「君は雑草的と思うけど、花ならトゲのきついバラかな、それも野バラだな」とつれあいの評価はきびしい。腹がたつので、仕事をやめようかと思うが、つれあいの体調もよくなく、無理をさせるわけにはいかない。

この調子だと、この畑は草との戦争になりそうね、とまだ初日なのに、先がおもいやられる。除草剤や消毒薬をつかわないでできるだけ有機・無農薬(低農薬?)でやっていきたい。マルチを多用することになるだろう。

10時半くらいから始めて、お昼のサイレンも聞こえたが、まだ終わっていない。自宅から2キロは離れている。昼ごはんに戻ると、もう午後、疲れて出直す気にもなれまい。終わるまでがんばろうということになる。スピードアップすると、疲れがひどい。やっぱりマイペースで、ゆっくりやるのが一番だ。

1時前にどうにか終わって、泥に汚れたまま戻る。でも石灰をまいて、1週間ほど放置するので、これからのGWの日々は畑仕事から解放される。その間はガーデニングが待っている。

これで2ヶ月後くらいになると、予定としては、とれすぎた野菜をどう食べていこうかと悩むことになる。今、つれあいがどういう配置で野菜を作るか、頭を使っている。お天気に恵まれますように、イノシシがでませんように、とお祈りするのが、私の役割だ。


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