新緑の吾妻渓谷

今日は所用で前橋まで行きました。往路はナヴィにない新設道路で時間節約をしましたが、復路はお天気でもあるし、久しく旧国道146を通っていないからと、吾妻渓谷の道を選びました。

新緑が目に鮮やかというより、やわらかに写りました。春霞の柔らかさとは違うのですが、色がとてもやさしいのです。紅葉のような強烈さがありません。ほんわかしています。緑というより、赤っぽい色が多いです。なかには桜も混じっています。

行きかう車も少なく、狭い道もそうあせらずに通れます。車が少ないというのは、それだけ排気ガスも少ないため、木々の緑もきれいなのかもしれません。

川原湯温泉を過ぎたところから、あの八ッ場ダム問題のとき、シンボルとなった橋があります。数日前に開通したそうです。吾妻川の両岸を結んでいるのですが、アクセスがわからないので、今回は通れません。見上げただけでした。

福島原発の事故で、原子力発電ができるかどうか、不透明です。かわるものとして、水力、火力、風力、地熱、太陽熱などがあげられています。
八ッ場ダムを水力発電に利用できないか?と友人が聞いてきました。私にはわかりません。このダムは水利のためと聞いています。それも吾妻川の水量を制御するのは、利根川のためだというのです。昔あったカスリーン台風とやらで、利根川の下流が浸水したので、そういう災害を防ぐためのダムというのです。

水利用のダムを、水力発電に利用できるのかどうか、専門家でもないのでわかりません。それに、吾妻川の水量をみると、はたしてダムに水がたまるかどうか、それにダムはすぐに岩石や泥で埋まってしまいそうな気がします。落差もないし、水力発電に転用できるとは思えません。

100年に一度、200年に一度の大台風だったそうです。民主政権になって、こういう大規模な公共工事が見直され、八ッ場ダムもいったん中止と決まりました。現在はどんな状況なのでしょうか。ダム本体の工事はまだ始まっていなかったのですが、周辺の工事は進んでいます。

川原湯温泉をすぎ、長野原の駅の近くは大きく変わっていました。道路が新設されていました。吾妻線もそのうち、線路が変わるのかもしれません。

この吾妻渓谷の新緑をみていると、本当に必要なダムなのか、また問いたくなります。
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