群馬大学病院へ

今日は早起きをして、前橋の群馬大学病院へ遠征しました。つれあいが検査をうけるためです。群大病院といえば、県民にとって、東京の東大病院や慶応大学病院に相当するものです。

群馬に移住して7年目にして、初めて群馬の医療のメッカにいったわけです。2時間のドライブ後、どうにかたどりつきました。大きくて、明るくて、なかなかアクセスのいい病院でした。総合受付から始まって、それぞれの科の受付もとても親切で、いたわりに満ちていました。

中枢となる病院があるのは、とても心強いものです。病院がその機能を失った被災地の人たちの不安感たるや、本当に大きなものでしょう。
今回の震災で、赤十字やAMDA、国境なき医師団といった医療救援団体が、すぐに現地入りしたことは、どんなに助けになったことでしょう。

ところで、今日はやけに車が多かったです。1週間前、がらがらだった道路事情を思うと、大きな様変わりです。すべてのGSが営業しています。タンクローリー車が給油しているGSもいくつかみかけました。ガソリン事情が好転したのでしょう。価格はだいたい1リットル151円でした。

通常化したことをみて、私は帰りにいつものセルフサービスGSで満タン、かつ141円という10円も安い値段でいれることができました。

生活の正常化はうれしいものです。しかし、テレビでみる映像は、被災地、原発、2週間以上たったという時間の経過が感じられません。映像の欠点です。同じ画像を繰り返し見せられると、見あきてしまうのです。
その裏では、警察、自衛隊、消防隊、そして被災者自身が懸命の力で働いていらっしゃるのに、その結果が映像ではなかなかみえません。もどかしくてなりません。

それだけ、被害が甚大だということ、それを常に頭においておかねばなりません。まずは足元からしっかりです。

今日は2つうれしいことがありました。帰宅すると、アメリカの友人から、地震見舞いの品が届きました。そして雪がとけた庭の一角に、薄緑のふきのとうがとがった頭をのぞかせていました。
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