愛妻の日

1月31日は愛妻の日なのだそうだ。これは数字の1をアルファベットのIにみて、アイと読み、31をサイと読んで、続けるとアイサイ、すなわち愛妻となる。

こういう風にこじつけて言うのは、わが村「嬬恋村」つまり妻を恋する村だからである。なんだか、妻を愛する協会のようなものがあって、そこと共同してこの愛妻の日を決めたらしい。

吾妻郡嬬恋村、とてもロマンチックな、愛情あふれる名称だ。住まいを決めたのは、それに惚れたところもある。その昔、日本武尊がなくなった妻弟橘姫(おとたちばなひめ)を恋うて、「吾妻はや!吾妻はや!吾妻はや!」と嘆いたことによるとか、なんだかきちんとしていなくて申し訳ないが、そんなことで、吾妻郡や嬬恋村の名前が決まったという、それはそれは由緒ある名称なのだ。

この村の名前にちなんで、「キャベチュー」(キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ)という催しもあったが、今では愛妻の丘というのが作られており、そこで愛を叫ぶという企画が年に何度か行われている。

パノラマラインという景色のいいドライブウェイの途中にある。つれあいに一度、そこで愛を叫んでみない?と誘ったことがある。つれあいの返事は「愛はない」とつれないものだった。これがフランスなら、「愛がない」と言えば即離婚ということになるのだが、こちらもさほど「愛がある」とも思えないので、これで「愛を叫ぶ」行事はパスすることになった。

こういう行事は大切だと思う。日本では結婚期間が長いと、つい言葉に表さなくても気持ちは通じていると思っているようだが、言葉に表すことも大切だ。愛と感謝、これは常々言葉にあらわす必要があると思っている。

ついでに8時9分、夫婦でハグをするといいそうだ。8がハ、9がグ、ハグで夫婦の愛を確かめましょう。

恵方巻きが近年流行しているのだから、この愛妻の日も、PR次第では全国レベルではやるかも、その次は世界レベルに広げたい。
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