うさぎの話

今年はうさぎ年だそうな。干支に弱いので、年賀状をみて、そうなんだと納得している。
年女ではないことは確か。

いただいた年賀状、ほとんど、ウサギのように跳躍して、とある。でもウサギの跳躍はちょちょことしたもので、ぴょんぴょんという表現にあるように、歩くこと・走ることのヴァリエーションにすぎないように思う。その程度の跳躍で、今年が進んでいくのかと思うと、期待感がしぼんでくる。

フランスから帰ってすぐのころ、近くの兼業農家の庭にウサギが飼われているのをみつけた。フランスではときどき、市場でウサギの肉が売られているのをみていたので、食用とばかり思って、いつ頃食べられますか?と聞いて、なんと残酷なという目で見られてしまった。

東京の明治屋やナショナルではウサギ肉も売っている。あまり高価ではないので、お客様をするとき、時にはウサギのシチューをした。味は淡泊で、鶏肉と変わらない。しかし、ウサギというと、苦手という人も多い。食べたことがないのに、イメージの問題だ。

ウサギはかわいい。肌ざわりもいいし、ペットとして扱いやすいのだろう。しかし、この辺でみる野兎は困りものだ。花芽を食べたり、根っこをかじったり、ガーデニングの敵である。

シャルル・ド・ゴール空港に到着して、機体が移動していると、あちこちで野兎をみかける。きょとんとした表情で、機体をみあげている様子はほほえましい。しかし、地面に穴をあけたりで、結構困りものときいている。

フランスでもウサギは多産の象徴だ。復活祭のシンボルの一つにもなっている。

しかし、因幡の白ウサギ、ウサギとカメ、など、ウサギはずるい、怠け者、という扱いもある。
こういうことにも心して、このうさぎ年を生きていきたい。

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