クリスマスパーティ(2)

今日はクリスマス・イヴ、フランス語ではただレヴェイヨンと言います。これは前夜という意味なので、大みそかにも使います。

昨日、東京まで出て、友人とクリスマスパーティをしました。20名ほどの参加者でした。始めたころ、30年以上前ですが、そのころは、港区にある私のアパートに集まっていました。貧乏時代(今も貧乏ですが、ちょっと質がちがいます)、お料理もたいしたことはできませんでした。5時に職場をでて、5時半には戻り(職住近接でした)、7時には客を迎えるのです。

当時はケータリングなんてとんでもない、デパートのお惣菜ですら買えませんでした。すべて手作りです。何を作ったのやら、もう記憶にはありませんが、10数名の参加者、みな若くて、食べざかりです。それなりに満足してもらうため、工夫はしていました。

世の中、うまくいくものです。若いころは、質より量、安い材料(鶏肉をよく使っていた)でも工夫次第で、お客様料理になっていたようです。その当時、桐島洋子氏の「聡明な女性は料理がうまい」という標語を使っていたように思います。参加者も満足してくれていたと思います。

今ではどうでしょう。昨日の料理はいろんなものが出ました。半身のスモークサーモン、ローストビーフ、取り寄せの新鮮チーズ、珍しいものがたくさんありました。生野菜のスティック(黄色のニンジンを初めてみました)、港区の有名寿司屋のちらしずし、などなど。

飲み物もシャンペン(モエ・エ・シャンドン)にフランスワイン(18年ものもありました)、地方の銘酒など。

とても贅沢になっています。それを当然としています。そして、みていると、食事でもフォワグラなどには手をだしていません。カロリー過多、脂っけの多い食品は避けています。完全に量より質にかわりました。

何もかもがおいしく、ここちよい雰囲気、楽しい、ときどき皮肉のはいった会話、とアルコールもすべて飲み終わりました。

クリスマスキャロルを3曲、諸人こぞりて、グロリア、清この夜を歌って無事終了です。

ちなみにデザートはフルーツ(リンゴ、みかん、オレンジ、イチゴ)干し柿、スィートポテト、チョコレート、と7種で、13種までにはなりませんでした。

Joyeux Noel(ジョワイユー・ノエル)!!!!!!
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