13種のデザート

今日は13日、13の数字にちなんで、プロヴァンスでのクリスマスの習慣”13種のデザート”について一言。

フランスのクリスマスディナーのデザートでは、薪の形をしたビューシュ・ド・ノエルが知られている。しかし、南仏では伝統として13種のデザートが用意される。
キリスト教で嫌われる数字13をなぜ使っているのだろう。それはやはりキリストと12人の使徒に由来している。

13種のデザートとは何だろう。くるみ、乾燥イチジク、アーモンド、ハシバミの実、干葡萄、リンゴ、西洋ナシ、プルーン、メロン、黒と白のヌガー、あとverdeauとpompe a huileというのが加わる。

これらは夏から準備されるもので、この冬のさなか、真夜中の食事の場に、太陽の恵みを感じさせる。

木の実や干した果物などが多いので、私にはあまりうれしいデザートではなかったが、プロヴァンスの人々にはこれがなければクリスマスではないのだろう。

キリストの復活を最初に見つけたマグダラのマリア(フランス語ではマリー・マドレーヌ)がその最後のころをすごしたという伝説のあるサント・ボームという洞窟でのクリスマス深夜ミサに与ったあと、修道院でお茶をごちそうになったが、その時もこの13種のデザートが準備されていた。

あと12日でクリスマス。
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